鬼にかまゆでされたり、のこぎりで体を切られたり‥。地獄の光景を描いた地獄絵図が三重県鈴鹿市石薬師町の石薬師寺に飾られ、怖ろし気な光景が薄暗い本堂内に浮かび上がっている。「地獄のかまのふたが開く」といわれる盆に合わせ、8月16日までの午前8時から午後5時まで一般公開される。
絵図は県指定文化財の本堂「薬師堂」につるされ、高さ2・5㍍、横3㍍。怖い表情の閻魔(えんま)大王を中心に、鬼に針の山を歩かされる死者などが、色鮮やかに描かれている。地元は江戸時代、東海道五十三次の宿場町の一つとして栄え、今から230年余り前、地域の信者たちが絵図を寄進した。傷んできたので1984(昭和59)年に修復した。
福田寛紹住職(41)らが訪れた参拝者に解説している。こうした絵図で「悪いことをすると地獄に落ちる」と説いたという。(酒井直樹)
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薄暗い県指定文化財「薬師堂」に掲げられた地獄絵図=三重県鈴鹿市石薬師町の石薬師寺で

鬼に責められる地獄絵図の各場面と、裁きを下す閻魔(えんま)大王




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