【第4報】3%引き上げ 三重県鈴鹿市長や市議の給与や報酬 審議会の答申案まとまる

【給与、報酬の月額(現行額→改定後の額)】市長(105万8千円→109万円)、副市長(81万6千円→84万円)、議長(61万3千円→63万1千円)、副議長(53万9千円→55万5千円)、議員(48万5千円→50万円)

【ボーナスの年額(現行→改定後の額)】市長と副市長(給与の4・2月分→4・6月分)、議長や副議長、議員(報酬の3・6月分→4月分)

 三重県鈴鹿市長や市議らの給与、報酬の月額が妥当かどうか協議していた「特別職報酬等審議会」は2月3日、それぞれの月額を3%引き上げる答申案をまとめた。1月27日に開いた審議会で増額の方針が決まっていた。理由は、21年近く据え置きになっていることなど。一方で、市に対して、なぜ今、大幅アップなのかを市民に説明することなども求めることにした。

 審議会は地元の経済、労働団体、農漁協などの代表ら9人の委員でつくり、2月3日は1~4%の引き上げ幅で検討した。一般職員の増額率を参考に、「3%が妥当」とする委員が目立ち、「物価高の中、生活費的な側面がある」などの意見が出た。ボーナスについても、年額で0・4月分をアップするよう市に要請することも決めた。審議会の答申通り、市長や2副市長、28市議の給与、報酬、ボーナスが引き上げられれば、総額で1642万円の人件費増になるという。

 審議会は市長の諮問機関で、開催は9年ぶり。市や市議会に対して①2年前に議員数を32人から28人に削減したが、継続的な定数の検討②厳しい市財政の中、企業誘致による市への税収確保③毎年の審議会の開催なども要請する。 今後、2月6日の答申を受けて、2025年度当初予算案などに増額を反映させるかは、市長の判断となる。9年前には、審議会のボーナス引き上げの答申を、市がデフレ経済下にある市民感情に配慮するなどして見送ったことがある。(酒井直樹)

 市長や市議の給与、報酬額の3%引き上げを決めた審議会=鈴鹿市役所で

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