観音寺で極楽絵図を公開  寝釈迦まつりに合わせ 三重県鈴鹿市神戸

 三重県鈴鹿市神戸の観音(かんおん)寺に、地元で「極楽絵図」と呼ばれる4㍍四方の大きな掛け軸がつるされた。一帯で催される「かんべの寝釈迦(ねじゃか)まつり」に合わせ、8、9日に公開される。

 江戸時代中期の作とされ、当麻(たいま)寺(奈良県葛城市)の国宝「当麻曼荼羅(まんだら)」の絵柄を忠実に写したとされ、当麻曼荼羅を一夜にして仕上げたとの伝説がある中将姫の座像も置いた。絵柄は阿弥陀如来を中心に数々の菩薩(ぼさつ)像を描き、金や緑に彩られている。この極彩色の大きな掛け軸とともに、昭和後期の「地獄絵図」などの掛け軸も本堂に展示し、地獄と極楽を同時に見られる趣向にしたという。伊藤順正住職が作成した解説文も配布している。(酒井直樹)

地獄に落ちた死者が責められる地獄絵図

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