渋滞が緩和されるか 三重県が10年で6億円近くかけた工事がようやく完成 鈴鹿市弓削町

 朝夕の通勤時間帯、車が渋滞する三重県鈴鹿市弓削(ゆげ)町の県道交差点が50㍍ほど移動し、右折レーンが設けられた。5月13日から通行できるようになる。県が総事業費5億7400万円を投入し、10年かけて完成させた大がかりな公共事業。これで「渋滞の名所」だった交差点での車の長い行列は、解消される?

 この交差点は、鈴鹿川に架かる定五郎橋の南詰交差点。東名阪自動車道の鈴鹿インターチェンジと市中心部の神戸地区を結ぶ県道(神戸長沢線)の主要な信号交差点で、付近では車の通行量が、平日1日当り1万8000台余りに上る。交差する市道(堤防道路)は、商業施設や工場が立地する平田地区への「抜け道」として利用されることも多い。ところが、右折レーンのない片側1車線のため、右折しようとする車があると、後続の車の長い渋滞の列が続き、渋滞緩和が長年の課題となっていた。

 【車が渋滞する定五郎橋上の県道と、市道(堤防道路)。写真は、いずれも県資料から】

 現地は、堤防の加工や橋を広げるなどの行為が河川法で制限されているので、田んぼを埋め立てて交差点自体を「移動」させ、各車線に右折レーンを新たに設けた。右折レーンの新設工事に巨額の費用と長い年月がかかったのは、用地買収や造成工事、新たな堤防道路を造る必要があったため。旧堤防道路などは、「空きスペース」となり今後、どう利用するか所有者の市や国による検討も課題となりそうだ。

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