
三重県鈴鹿市山本町にある新名神高速道路の鈴鹿パーキングエリア(PA)に2月4日、最高峰の自動車レース「F1(フォーミュラ・ワン)」で実際に使われた車両が置かれ、「あっ、F1の車や」などと訪れる人の目を引いている。4月に地元の鈴鹿サーキットでF1日本グランプリ(GP)が開かれるのに合わせ、市が6月末まで展示する。
1987(昭和62年)、鈴鹿でのF1日本GPでネルソン・ピケ選手とナイジェル・マンセル選手が、年間の優勝争いをした車と同型。ウィリアムズ社(英国)製で、ターボエンジンはホンダが開発し、最も優れた製造者として「コンストラクタータイトル」も受けた。現在の流体力学を駆使し、複雑な流線形をした車体と比べて、ずんぐりむっくりした形をしている。当時はバブル経済全盛期の車ブームの時代。マニアの間では「ウィリアムズ・ホンダFW11」で知られる。
市内にはホンダの主要工場があり、関連の展示施設から市が借りた。今年は世界各国を転戦して開かれるF1が始まって75年。同社傘下にある鈴鹿サーキットでのF1日本GPは35回目となり、「鈴鹿=F1」のイメージが定着している。(酒井直樹)

コメントを残す