巨大な涅槃図を公開 8~10日の寝釈迦まつり 三重県鈴鹿市神戸

 三重県鈴鹿市神戸にある龍光(りょうこう)寺に、大きさが畳16枚分もある涅槃(ねはん)図が掲げられた。伊勢路に春を呼ぶといわれる「かんべの寝釈迦(ねじゃか)まつり」(8~10日)の名物で、間近から拝観することができる。

 仏教を開いた釈迦(しゃか)が亡くなった3月に合わせ、こうした涅槃図(ねはんず)が各地の寺院で掲げられるが、絵図の巨大さとともに、仏画ではタブーのネコが描かれていることで知られる。ネコをはじめゾウ、トラなど54種の生き物や、弟子たちが、臨終を迎えて横たわる釈迦を取り囲んでいる。室町時代の画家明兆が描いたとされ、龍光寺が属する世界遺産の東福寺(京都市)にならった。

 【龍光寺の仏画に描かれたネコ】

まつりは、早春の風物詩になっており、寺の一帯には200近い露店が並び、寺が所蔵する県文化財の「阿弥陀如来像」などが公開される。(酒井直樹)

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