全豪オープンのデフテニスで優勝 三重県鈴鹿市出身の菰方選手 11月の「東京デフリンピック」にも出場

 三重県鈴鹿市出身で同志社大4年、菰方里菜(こもかたりな)選手(22)が、今年1月に開かれたテニスの「全豪オープン デフテニス部門」で優勝した。シングルスでは2連覇、ダブルスでも優勝し現在、世界ランキング4位。11月に開かれる聴覚に障害があるアスリートの世界大会「東京2025デフリンピック」に出場する。

【2種目で優勝のガラストロフィーを手にする菰方選手=鈴鹿市役所で】

 菰方選手は子ども時代からテニスを始めた。3月19日には、市役所で末松則子市長に優勝を報告。補聴器をはずしてプレーするのがルールで、全豪オープンの女子シングルス決勝は6ー1、6ー3で2セットを取り、2大会連続優勝を果たして「自信につながった」と振り返った。

 4年ごとに開かれ、日本初開催の「東京デフリンピック」で、菰方選手は就職先の島津製作所(京都市)の実業団チームの一員として臨み、日本代表選手として女子シングルス、女子と男女混合のダブルスの計3種目に出場する。今回が100周年記念大会で、世界60~70国・地域から約6000人が参加。テニスのほか陸上、水泳など21競技が行われる。「楽しんでプレーすることを忘れず、多くの人にデフリンピックのことを知ってもらいたい」と意気込みを語った。

 市聴覚障害者協会の大石美幸会長らによると、デフリンピックに県内からは、6選手が出場経験を持つ。このうち鈴鹿市ゆかりの選手は3人に上るという。

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