三重県鈴鹿市が運営する医療保険「国民健康保険(国保)」で2024年度、計38世帯分の保険料を誤って徴収していたことが分かり、市は2025年8月15日付で謝罪文とともに正しい保険料の金額を記した通知書を郵送する。29世帯で1万3000~9万3200円(計103万9800円)を徴収し過ぎ、9世帯で1万5500~6万6700円(計39万4400円)の不足分があった。今後、不足分の保険料を支払うことになる9世帯には、謝罪の電話連絡をした。29世帯には、余分に払った保険料が返金される。
鈴鹿市では、農林漁業者や自営業者、年金生活者ら2万世帯余りが国保に加入し、保険料は所得税の納税申告データを基に、市が計算する。算定ミスが起きたのは、一定の所得に達していないため、保険料を割り引く制度が適用されている世帯。このうち個人事業主の青色申告による所得税の計算で、家族への「専従者給与」は経費として差し引かれている。しかし保険料の算定では差し引かず、本来なら専従者給与を上乗せして保険料を算定すべきなのに、差し引いたままの課税所得額を、保険料の計算ソフトに入力したことなどが原因という。多くの計算はコンピュータで自動化されているが、今回の算定ミスは、自動化できない部分で起きたという。今後、こうした基になる数字の入力は複数人でチェックするとしている。4月22日、前年度の算定に誤りがある可能性が浮上し、調査してきた。

担当の保険年金課が入る鈴鹿市役所本庁
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