
【作品の模型】
三重県鈴鹿市深溝町では、稲わらを使った巨大な作品が秋から翌春にかけて飾られ、多くの見物客が訪れる。今シーズンは、高さ5㍍のカエル=写真㊤=を作ることになり、2025年8月23日、材料となる稲を刈り取った。
作品づくりに取り組んでいるのは、地元の住民組織「深伊沢(ふかいざわ)地域づくり協議会」。6作目となり、これまでにペンギン、かさ地蔵、フクロウ、パンダ、ウサギを制作してきた。デザインは、地元の鈴鹿市深溝町、追分町、三畑町の小学生から募った。稲刈りでは、小学生たちもお手伝い。猛暑の中、約40人が作業に汗を流した。現在、広く普及している農業機械「コンバイン」では稲わらが細かく切断されるため、刈り取るだけの「バインダー」と呼ばれる旧式の機械を使い、20㌃(2反)分の稲わらを確保した=写真㊦=。近くにあるJA鈴鹿の育苗用ビニールハウスで乾燥させてもらい=写真㊦=、深溝町の深溝ライスセンターで8月末から「稲わらアート」の制作に取り掛かる。11月中には完成し、夜はライトアップして来春まで屋外に展示される。
稲わらを調達するための田んぼは、協議会と地元の「深溝水土里(みどり)を守る会」と連携し、作り手のいない90㌃近くでコシヒカリともち米を育てている。



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