三重県鈴鹿市飯野寺家町にある市文化会館が来年4月から、地元の企業名を冠した「ハヤシユナイテッド文化ホール鈴鹿」の愛称になる。12月16日、企業側と市が合意書を結んだ。
「ネーミングライツ」(命名権)と呼ばれ、全国の公共施設や民間施設でも導入が進む。ハヤシユナイテッドは来年4月から10年間、毎年220万円を市に支払い、市は新たな財源にする。市役所であった合意書の締結を終え、林健一郎代表取締役は「(ハヤシユナイテッドグループは)文化会館のある飯野寺家(いいのじけ)で創業した。企業の知名度向上や、社員の採用活動にも役立てたい」と話した。末松則子市長は「(企業が支払う10年間で計2200万円は)文化会館のサービス向上や、市内での文化、芸術の振興につなげたい」とあいさつした。ハヤシユナイテッドは企業グループの持ち株会社で近年、事業を拡大している。傘下には、生コン製造販売のほか工具店プロマートを鈴鹿市、亀山市など5市で展開する「林建材」、建設会社の「西口建工」、金物販売の「松阪とうみや」の3社がある。
鈴鹿市内では、イスのサンケイホール鈴鹿(市民会館)、AGF鈴鹿体育館(市立体育館)、AGF鈴鹿陸上競技場(石垣池公園陸上競技場)が、市との間でネーミングライツを導入しており、市に年間計620万円が支払われている。市民の間では愛称ではなく正式の施設名で通っている場合もあり、今後、どう愛称を浸透させるか課題だ。(酒井直樹)

「ハヤシユナイテッド文化ホール鈴鹿」の愛称になる鈴鹿市文化会館

合意書に署名する林代表取締役㊨と末松市長=鈴鹿市役所で
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