新たなパワースポットに 大谷翔平選手も触った 三重県熊野市の世界遺産

 世界文化遺産の「花の窟(いわや)神社」(三重県熊野市有馬町)にある丸石が、新たなパワースポットとして人気が急上昇している。メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手(30)が2回、参拝に訪れて触ったとされ、石をなでる参拝者が目立っている。

 大谷選手は、高校野球の名門・花巻東高校(岩手県)に在学していた時、熊野市を訪れた。地元では紀州の温暖な気候の中で全国の強豪校が練習試合をする「くまのベースボールフェスタ」が続けられており、1年生でフェスタに出場。2年生では、センバツ高校野球大会(春の甲子園)に向けて合宿をし、丸石を触れたとされる。メジャー初の50本塁打、50盗塁を達成するなど、大谷選手の活躍とともに、病気やけがにご利益があると古くから伝わる丸石も注目を浴びるようになった。かつては石の表面がコケでびっしり覆われていたが、なでる人が多いので、つるつるに。順番待ちの行列ができることもあるという。名古屋市から友人と訪れた50代の男性は「丸石が、野球のボールのように見える」と話した。

 花の窟といえば、奈良時代の歴史書「日本書紀」の冒頭部分に登場し、国生みの神様、イザナミノミコトを葬った場所とされる。熊野灘沿いの高さ50㍍近い奇岩がご神体になっており、もともとパワースポット的な存在。隣りに道の駅もでき、世界遺産の熊野古道・伊勢路では有数の観光スポットにもなっている。(酒井直樹)

 パワースポットとして人気急上昇中の丸石=三重県熊野市有馬町で

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