【第3報】引き上げの意見が大勢を占める 三重県鈴鹿市長や市議らの給与と報酬 審議会

 【給与、報酬の月額】市長(105万8000円) 副市長(81万6000円) 議長(61万3000円) 副議長(53万9000円) 市議(48万5000円)

 三重県鈴鹿市長や市議の給与、報酬の額が妥当かどうかについて、市内の経済、労働団体の代表らが意見を述べる「特別職報酬等審議会」が1月27日、開かれた。開催は9年ぶり。21年近く給与、報酬の額が据え置きになっていることなどから「引き上げ」の意見が大勢を占めた。

 市が代表ら9人を委員に任命し、鈴鹿商工会議所の田中彩子会頭が審議会の会長に選ばれた。出席した6委員が、それぞれの考えを披露した。民間企業で「賃上げ」の流れが定着しつつあり、物価高の中、増額すべきという意見が相次いだ。ただ今後の人口減や、市の税収の大きな伸びが期待できないとして慎重に(上げ幅)を検討すべきだとの声が出た。「据え置き」や「引き下げ」の意見はなかった。

 2月3日の審議会で意見を取りまとめることも確認した。今後、給与や報酬のほかボーナスの額を、どれだけ引き上げるかが焦点になる。審議会は市長の諮問機関で、市議会から開催の要望もあり、市が開いた。首長や議員の給与、報酬は、こうした審議会の意見を参考に決められているが、9年前、ボーナスの引き上げという審議会の答申を、鈴鹿市がデフレ経済下にある市民感情に配慮するなどして増額しなかったこともある。(酒井直樹)

末松則子市長㊧から給与や報酬の額について諮問を受ける審議会長の田中彩子会頭=鈴鹿市役所で

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