2月3日の立春に合わせるように、三重県亀山市太森町のイチミ自然農園で、早春の味覚フキノトウが、土の中から顔をのぞかせている。
農園は、元県職員の一見奉雄さん(81)が自宅近くに開いている。四季の山菜や果樹、バナナなどを趣味で栽培し、真っ先に春の訪れを告げるのがフキノトウ。鈴鹿山脈近くにあり、山からの寒風「鈴鹿おろし」が吹く中、枯れ葉に埋もれて、フキの花茎「フキノトウ」が次々と出ている。天ぷらにすると、少しほろ苦く「春の味」という。暖かくなれば、タラの芽やコシアブラなどの山菜シーズンを迎え、一見さんは本格的な春の到来を心待ちにしている。(酒井直樹)

顔をのぞかせたフキの花茎「フキノトウ」(右下)=三重県亀山市太森町で

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