また不燃物リサイクルセンターで火災 ごみ分別方法の変更を検討 三重県鈴鹿市

 2月5日午前11時すぎ、三重県鈴鹿市国分町にある市の不燃物リサイクルセンターで、ごみが燃えているのを作業員が見つけた。通報を受けて消防車7台が出動し、約1時間後に消し止めた。市が委託する収集車や住民が直接、持ち込んだ不燃ごみを、いったん保管しておく設備「ピット」からクレーンで取り出し、ベルトコンベヤに運んだ時、ごみの火災に作業員が気づき、一時、処理施設内に煙が充満した。消防署員が調べたが、出火原因となったごみは、特定できなかった。

リサイクルセンターでは昨年12月17日にも、ごみを砕く設備付近から出火。充電できる電池や、使い捨てライターなどが破砕時の衝撃で発火した可能性があるとみられており、現在、検査機関に依頼し、どのごみが出火したのか調べている。近年、小型のモバイルバッテリーやスマートフォン、タブレット端末などのリチウムイオン電池から出火する危険性が指摘されている。各地にある自治体の同じような処理施設で、ごみが燃えるケースが目立つといい、鈴鹿市は4月以降、こうした電池だけを別に回収することを検討し、発火の恐れがある電池やスプレー缶などの廃棄にも引き続き注意を呼びかけていく。2件とも施設に大きな損傷はなく、すぐに通常通りごみを受け入れ、けが人もいなかった。リサイクルセンターは民間企業と自治体が連携する手法(PFI)で整備され、不燃物処理に特化した特別目的会社(SPC)の「鈴鹿エコセンター」が管理、運営している。(酒井直樹)

 昨年暮れに続き、火災が起きた鈴鹿市国分町の不燃物リサイクルセンター(写真下)=市役所15階展望ロビーから撮影、写真右上は雪化粧した伊吹山

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