長太の天王祭にぎわう 山車の上で獅子舞 三重県鈴鹿市北長太

 三重県鈴鹿市長太(なご)旭町1の飯野神社で3日夜、豪華な山車の上で獅子舞を披露する「長太の天王祭」があった。夏場の暑い時期、病気にならないよう願って、各地で催されている天王祭の一つ。伊勢湾沿いの農漁村の長太地区では、400年近く前の江戸時代初めから受け継がれている。

 地元の3町内(馬場、四ツ谷、中瀬古)が山車計3台を繰り出し、大勢の見物客が見守る中、太鼓や笛、かねの音色を響かせて神社境内に集結した。ちょうちんをつるした高さ10㍍のさおを山車の上に立てるのが見せ場。ちょうちんはろうそくの明かりがともされており、約30人がかりで持ち上げ、うまく立つと会場がどっと沸いた。高さ3㍍の山車の上では、獅子舞が演じられ、口取り役の1人が何度も落ちそうになるしぐさをすると、歓声が上がった。

こうした山車の上での獅子舞は珍しく、地元は古文書などの史料を添えて市の無形文化財指定を市当局に申請している。7月に開かれた市文化財調査会で報告があり、来年3月末までに結論が出る見込み。(酒井直樹)

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山車の上で演じられた獅子舞=三重県鈴鹿市長太旭町

ころげ落ちそうなしぐさに、歓声が沸いた

ろうその明かりで彩られ、約30人がかりで立てられたさお

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