「敬老の日」(9月15日)にちなみ、三重県鈴鹿市は、2025年度中に100歳となる市内の51人に記念品を贈る。昨年は計30万円余りをかけてタオルケットを、それぞれ56人に贈ったが、今年は3万数千円で市長のメッセージカードだけとなった。市が本年度の予算案を編成する際、記念品の経費を盛り込むよう要求したものの、予算額を絞り込む査定で削られたという。市は「予算カット」の詳しい理由を明らかにしていない。

【鈴鹿市本庁舎】
100歳の長寿者は男性6人、女性45人の計51人。1925(大正14)年度に生まれた。日本でラジオ放送が始まり、「大正デモクラシー」の高まりで25歳以上の男子すべてが選挙で投票できる「普通選挙」が実施された年に当たる。お祝いのため、末松則子市長が8月27日にお年寄り宅を訪問。樋口幸人副市長や幹部職員らも手分けして、「訪問希望」の9人の住まいを訪れ、カードを手渡す。ほかの41人には郵送する。市長メッセージカードは、地域の発展や社会の繁栄への貢献に敬意を表し、「ますますお元気で」と長生きを祝う内容。はがきサイズの厚手の紙に印刷し、「飾っておくこともできる」(市の担当者)という。これまで市は、タオルケットといった記念品を贈ってきた。19万人都市の財政規模からみれば、大きな金額ではなく、住民一人当たり2円近くの負担。自治体にとって経費削減は重要課題だが今後、従来の記念品を復活させるのかなど、2026年度予算案の編成では検討するとしている。敬老の日にちなみ、節目の年齢の高齢者への記念品贈呈は、多くの自治体が実施している。激しい首長選が展開される地域ほど重視される傾向にあるという。
今年6月末現在、鈴鹿市内の最高齢者は108歳。100歳以上のお年寄りは男性12人、女性90人の計102人。
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